この記事でわかること
・Defiとは何か？
・Defiで何ができるのか？
・Defiで資産を増やす方法は？
・Defiを触るうえでの注意点は？
・初心者におすすめのDefiは？
・ただの貯金よりもなぜDefiなのか？
最近流行りのDefiってどんなもの？
今回はこの悩みを解決するためにDefiについて要点をまとめて解説していきます。
この記事を読めばDefiについては大まかに理解できます。
前半記事では『Defiでできること』を解説して後半記事では『Defiでどのように資産を増やすのか』紹介していきます。
Defiを行うためには仮想通貨の取引所口座が必要です。
まだ口座を解説していない方は
下記のボタンから取引所の口座を開設しておくことをオススメします。
Defiとは
はじめに
Defi(Decentralized Finance)日本語で分散型金融という意味です。
はい。これだけだと分かりづらいので簡単にいうと
みんなで一つの銀行サービスを実現すると考えていただければOKです。
銀行でのサービスはいくつかありますよね。
お金を預け入れたり、お金借りたり、通貨の交換をしたり・・・
こういったサービスをみんなで通貨を出し合って行えることがDefiです。
Defiでできること
Defiではいくつかのサービスが利用できます。
Defiでできること
・スワップ（通貨の交換）
・ステーキング（通貨を賭ける）
・レンディング（通貨の貸付）
・ファーミング（流動性の提供）
・ガバナンス（投票）
・ブリッジ（通貨のネットワークを変換）
一つずつ解説していきます。
スワップ（通貨の交換）
スワップは通貨と通貨を交換する機能です。
現金でも両替所を見たことあるかと思います。
円とドルを交換するところですね。
Defiではその両替を行えます。
例えば1万円分のビットコインをイーサリアムに交換したりするときにDefiが活用されます。
Defiの場合は手数料がガス代のみなので取引所で交換するよりも手数料を安く抑えることが可能です。
ステーキング（通貨を賭ける）
ステーキングは通貨を賭ける機能です。
通貨をシステムに預けて
報酬をもらうことができます。
預ける通貨の量、期間によって報酬は変化するので
レンディング（通貨の貸付）
レンディングは通貨を貸し出すことで利息をもらう機能です。
ステーキングと似ていますが、レンディングは通貨を貸し出すだけです。
レンディングは通貨を貸し出すだけでなく借りることも可能です。
貸し出した通貨を担保にして通貨を借りることもできます。
貸し出す通貨、借り入れた通貨にはどちらも報酬が入るので
上手く利用すれば資産を増やすことができます。
ファーミング（流動性の提供）
ファーミングは通貨をペアにしてDefiの機関に通貨を預けることです。
ファーミングで預け入れた通貨はスワップする際に使われます。
預けた通貨を他の人がスワップしたらファーミングした人に報酬が入る仕組みです。
Defiで資産を増やせる要素はこのファーミングが大きいです。
ガバナンス（投票）
ガバナンスとは日本語で『政治』という意味です。
Defiの報酬はトークンとして受け取ることができます。
このトークンを用いてDefiの今後の取り組みや方針に投票を行うことができます。
このトークンにも価値がつくのでDefiは資産が増えやすいとも言えます。
ブリッジ（通貨のネットワークを変換）
ブリッジはネットワークのチェーンを変える機能です。
例としてイーサリアムチェーンの通貨をポリゴンチェーンの通貨に変えたいときに以下のリンクから飛んでブリッジを行います。
https://wallet.polygon.technology/
Defiで資産をどうやって増やすのか
Defiで資産を増やせる方法はいくつかありますがメインで増やす方法はこちらです。
Defiで資産を増やす方法
1、レンディングしてトークンをもらう
2、ファーミングしてトークンをもらう
3、ステーキングして報酬をもらう
1、レンディングしてトークンをもらう
まず資金の一部をレンディングします。
お金を預けてそれを担保にお金を借り入れます。
わざわざお金を借りる必要はあるの？
これには理由がありお金を貸す時と借りるときで
どちらの行動にもトークンがもらえます。
このトークンをもらえるためお金を貸して借りるという行動が必要です。
レンディングで資金を借り入れるときは価値の変動に気をつけましょう。
担保の通貨が下落して借りた通貨とのバランスが取れなくなったときは
自動で損切りになり貸した通貨を失います。
このとき借りた通貨は返す必要はありません。
借入時損切りでの精算をリクイデーションと呼びます。
2、ファーミングしてトークンをもらう
借りた通貨をでファーミングします。
２つの通貨で流動性に提供します。
このとき流動性を組むことをLPを組むと言います。
LPとは（Liquidity Provider）流動性を提供する人という意味です。
提供した通貨が使われればLPを組んだ人に報酬としてトークンをもらえます。
3、ステーキングして報酬をもらう
最後にファーミングをしてある程度日数が経過すると
ファーミングした資金に応じてトークンをもらえます。
もらったトークンに価値がついているのですぐにUSDCやUSDTなどの
ステーブルコインに換金してもいいですが
さらにステーキングで増やしにいきましょう。
もらったトークンはステーキングで一定期間預けることで
さらにトークンの数量を増やすことができます。
ステーキングでは一定期間トークンを預けておく必要があるので
価格の下落などを考慮しておきましょう。
Defiの注意点
ハッキング、詐欺が多い
Defiに限らず暗号資産の世界はハッキングや詐欺がとても多い世界です。
そんな世界で資金を動かすのでいつお金を騙し取られてもおかしくはありません。
最低限のクリプトリテラシーを身につけてから
Defiはチャレンジしてみてください。
対策の第一前提は
知らない人からのDMはシカトです。
詐欺の可能性が高いから知らない人からのDMは絶対にダメ！
IL（インパーマネントロス）
Defiでの注意点として大きく上がるのが
IL（インパーマネントロス）です。
これは簡単にいうと
DefiでLPを組まないでガチホしていた方が儲かっていたということです。
例として挙げます
1BTCと100USDCでLPを組みます。
数日後BTCの価値が2倍になったとします。
ということはLPの中のBTCの価値も2倍になっていると思いますよね・・・
実はここで変わります
価値が上がるということは需要が高まってみんなBTCを引き出しているということです。
そうなるとLPの中のBTCは数量が減ります。
BTCの価格が2倍になったままLPを解いて資金を戻すと
図で解説します
LPを組む時の価格を以下で仮定します
1BTC=3,000,000円
1USDC＝100円
| 行動 | Defiの中の通貨数 | 価格変動 | Defiの中の資金 | ガチホの場合 |
|---|---|---|---|---|
| Lpを組む | 1BTC:30000USDC | 1BTC=30000USDC | 600万円 | 600万円 |
| 価格が変化 | 0.7746:31200USDC | 1BTC＝60000USDC | 約840万円 | 900万円 |
この場合本来を得をするはずだった60万円の損失をILと呼びます。
ILの計算はややこしいので下記のリンクにある計算ツールを使うと便利です。
https://decentyields.com/impermanent-loss-calculator
Defiで資金を増やす場合価格の変動に気をつけること
おすすめのDefi
Defiで代表的なのは
パンケーキスワップがおすすめです。
初めてのDefiはパンケーキスワップがオススメ
初めてDefiにチャレンジをするなら
パンケーキスワップがお勧めです。
なぜなら今あるほとんどのDefiを行なっているサービスのほとんどが
パンケーキスワップの仕組みを参考にして作られているからです。
パンケーキスワップはDefiの初期からあるサービスで
過去にハッキングなどもされていないので
安心して利用することができます。
また日本語にも対応しているので
日本人にも扱いやすいです。
冒険したい方におすすめArthSwap
ArthSwapはAstar NetworkのDefiです。
ArthSwapは最近できたばかりのDEXです。
まだ十分に先行者利益を得られるかもしれません。
Astar Networkは日本人の渡辺創太さんが立ち上げたブロックチェーンです。
同じ日本人として素直に応援しています。
今後要注目しています。
お金を銀行で寝かせるないでDefiで運用すると資産はすごく増える
そもそもなんでDefiなの？
こう思う方もいると思うので
なぜぼくがDefiを利用しているかについて説明します。
理由は大きく３つです。
１、銀行にお金を寝かしておくのは勿体無い
２、Defiの年利はめちゃくちゃ高い
３、新しい技術に触れるのは楽しい
はっきり言って今の時代お金を銀行に預けておくのは古い
まず定期預金・定額貯金の金利を見てみましょう
1980年代は最も高く3%以上の金利でした。
昔はお金を銀行に預けていれば勝手にお金が増える時代だったのです。
しかし2022年現在はメガバンクと言われる大手の銀行の金利は0.002%・・・
0.002%ですよ！！
100万円預けておいたら1年後に増える金額は2,000円ぽっちです。
こんなんで老後の蓄えなんてうまくいくはずがありません。
銀行にお金預けて貯金をしていく考えはもう古いのです。
Defiの年利はめちゃくちゃ高い
Defiの年利は預けるところにもよりますが
平均して大体10%は稼げます。
銀行が0.002%と考えたら10%は破格の年利ですよね。
高いところで上手く運用すれば年利100%超えも夢ではありません。
もちろん年利が高いものはリスクも伴いますが
Defiの世界はまだまだ新しい成長発展なので
少額で試してみることをオススメします。
新しい技術に触れるのは楽しい
最後の理由です。
新しい技術に触れるのは楽しい
これに尽きます
僕はもともと知的好奇心が高い方で何か気になることがあると
きちんと調べたりしないと落ち着かない性格をしています。
暗号資産に触れたこともきっかけはキングコング西野亮廣さんのVoicyから
NFTの存在を知ったことがきっかけです。
そこから暗号資産の世界を勉強するようになったときに
インフルエンサーのイケハヤさん、マナブさんの存在を知りました。
結果として今はNFTやDefiに投資をするようになりました。
実際に 暗号資産の世界に入ってみてこの技術は間違いなくこれからの
世界のスタンダードのになると確信しています。
仮想通貨が怖い人は米国株式がおすすめ
最後に仮想通貨の銀行にお金を預けて増やす方法はわかったけども
流石にまだ怖い。
勇気が出ない。
リスクが取れない。
こう思う方はまず投資の第一歩として株式に投資をしてみることをお勧めします。
米国株式なら長期的に見ればほとんどの場合資産は増えることはあっても減ることはあまりないです。
PayPay証券で米国株式は1,000円から購入できます。
口座を解説しておくだけでもいいかもしれませんね。
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投資に慣れて資産を楽しく増やしていきましょう。
おしまい