NFTのステーキングって何?
そもそも稼げるの?
メリット・デメリットを知りたいな。。。
ステーキングができるNFTを知りたいな
今回はそんな悩みを解決する内容を記事にします。
NFTを持っているだけでなく、せっかくなら運用していきたいと考えている方にはぴったりです。
この記事でわかること
1、ステーキングの仕組み
2、NFTステーキングでどのくらい稼げるのかわかる
3、NFTステーキングのメリット・デメリットがわかる
4、ステーキング実施しているNFT情報
早速ですが、NFTをステーキングしているメリットとデメリットをご紹介します。
そもそもステーキングとは
ステーキングは、ブロックチェーン上のスマート契約によって、特定のトークンを所有している人に対して、投票権や分紅などの利益を提供することを指します。
例えば、あるプロジェクトがスマート契約を使って、トークンを発行し、そのトークンを所有している人に対して、投票権や分紅などの利益を提供する場合、そのトークンを所有している人がステーキングを行っていると言えます。
ステーキングは、トークンを長期間保有することで、そのトークンの価値を上げることができると考えられており、投資戦略の一つとして取り入れられています。
NFTステーキングでどのくらい稼げるの
NFTステーキングで有名例を挙げるとバイナンスという暗号資産の取引所ではBAYC、MAYCのNFTをステーキングすることでApeCoin(APE)を獲得できます。
下記の画像を見るとBAYCを1体ステーキングすることで毎日15.2101APEが報酬としてもらえる仕組みです。
現在のBAYCのフロア価格は72ETHなので、日本円にして約1,400万円です。
APEは現在780円ほどなので、15.2101APE×780円=11,863円
毎日10,000円以上のAPEがもらえるというわけですね。
年間で300万円以上入る計算です。
単純計算で、5年間NFTのステーキングを続けていれば、元値が取れる計算です。
1500万円でBAYCを購入→1年間ステーキングで300万円分のAPEを獲得→ステーキングを解除して二時流通でBAYCを売却
NFTの価値が変動するので確実にとは言えませんが、この流れで充分に稼ぐことは可能であるかなと思います。
NFTステーキングのメリット
NFTをステーキングするメリットをご紹介します。
NFTステーキングのメリット
- トークンを獲得できる
- 盗難防止につながる
- トークン以外にも特典がもらえる
- NFT資産価値の向上
- 流動性の向上
トークンを獲得できる
先述したバイナンスでBAYCをステーキングした例です。
BAYCをステーキングすることで年間300万円分のAPEが稼ぐことができる可能性があります。
さらにいうと、NFTや仮想通貨は価値がとても激しく変動するため、BAYCとAPEが共に価値を向上させたら大きな利益を出すことができます。
盗難防止につながる
ステーキングするということはセキュリティがしっかりされているところにNFTを預けるようなものです。
そのため、ステーキングされたNFTは、個人のウォレットに対して詐欺やハッキングを受けてもステーキングされたNFTが盗まれる危険性は低くなります。
そもそもウォレットにNFTはありませんからね。
しかしシークレットフレーズを盗まれてしまった場合は意味がありませんので充分に注意が必要です。
トークン以外にも特典をもらえる
NFTをステーキングする数、期間に応じてトークン以外にも他のNFTプロジェクトのAL(購入優先権)がもらえたりするなど
追加で特典を渡すNFTプロジェクトもあります。
海外のNFTプロジェクトではMoonbirdsというNFTプロジエクトがこの仕組みを採用していますね。
ステーキングの特典次第で、NFTそのものの価値も高まりやすくなりますね。
NFT資産価値の向上
ステーキングを行うことによってNFTの資産価値が向上します。
ステーキングをするということは、Open Seaなどの二時流通には販売をしないということですよね。
つまり、ステーキングに回して販売をしない=リスト率低下につながり最低価格が上がる
という流れになるはずです。
リスト率が低いとNFTの価値は高まりやすくなります。
流動性の向上
NFTをステーキングしてリスト率は低くなると価値が高まると先述しました。
価値が上がるということは結果として流動性の増加にもつながります。
NFTの価値が徐々に上がるとNFTトレーダーの方は反応しやすいんですね。
「おっ、このNFTプロジェクトフロア上がって行ってるな。今のうちに仕込んでおくか。」みたいな流れでたくさんの人がNFTを購入しようとします。
NFTの流動性が向上すれば、さらにNFTの資産価値が高まりますね。
要するに何かあった時にいつでも売却して、資金を調達することができるというわけです。
NFTステーキングは流動生を向上させてNFTの価値を高めることにつながります。
NFTステーキングのデメリット
次にNFTステーキングのデメリットをご紹介しますね。
NFTステーキングのデメリット
- NFTをすぐに売却できない
- ハッキングによりNFTを失うリスクがある
- システムのエラーなどにより報酬が正確にもらえない場合もある
- 通貨の変動により想定よりも資産が増えない場合もある
NFTをすぐに売却できない
ステーキングとはNFTを一時的に預けるということなので、売却することができません。
ステーキングをすぐに解除できるものもあれば、ある程度の期間ロックされるステーキングもあるので
手元においておきたいという場合はステーキングはおすすめできません。
ハッキングによりNFTを失うリスクもある
NFTをステーキングしているところ自体が、ハッキングを受けてしまった場合は預けていたNFTを失うリスクがあります。
NFTではありませんが、仮想通貨取引所でハッキングを受けてしまいステーキングしていた通貨が返金されなくなった事例はたくさんありますね。
システムのエラーなどにより報酬が正確にもらえない場合もある
NFTはまだまだ新しい技術です。
そのため、どうしてもエラーが出たりしてしまいます。
エラーにより本来もらえるはずの報酬の半分しか受け取ることができなかった。
こんなこともよく起こります。
ステーキングのリターンは大きいですが、充分リスクも高いということを覚えておきましょう。
通貨の価格変動により想定よりも資産が増えない場合もある
ステーキングにより得られる報酬も暗号資産です。
日本円でみると毎日価格が変動します。
つまり、ステーキングを始めたときは1万円の報酬がもらえると想定していたら、半年後に価格が急落して100円分の価値にしかならなかった。
こんなリスクもあり得るわけです。
逆にいうと、報酬の価値が跳ね上がってすごい稼げたりするケースも割とあります。
ステーキングを実施中のNFTプロジェクト
ぼくがNFTをステーキングしているプロジェクトを紹介します。
SOU(Singularity 0 Universe)
SOUはブロックチェーンゲームのNFTです。
Anthro(獣人)3333体
Human(人間)3333体
Ankoku(暗黒)3333体
3つの種族に分かれて戦い勝者を決めるゲーム性です。
SOUでは現在、ゲームで使用するためのSOUトークンを開発しております。
このSOUトークンが実はETHなどの通貨と交換できるようにしているとのことです。
まだ開発段階ですが、十分に期待できますね。
現在はSOUのNFTはステーキングが可能です。
1体ステーキングすることで、1日100SOLS獲得できます。
この時のSOLSをSOUトークンと交換できるようにするとのこと。
ぼくは3体ステーキングしています。
詳しくは、SOUのDiscordコミュニティを覗いてみてください。